【Q.ご相談事例】
24歳独身、生命保険に入った方が良いでしょうか?
【A.ご回答】
生命保険は被保険者に万一があった場合、生活に支障をきたす人に保障額(保険金)を残す仕組みです。
必要性は被保険者に経済的に支えられている人の有無になります。
そのような方がいないのであれば必要性は低いと思います。
一方、医療保険は被保険者が病気になった場合、治療費の一部か全額を保障する仕組みです。
必要性は治療費や入院中の生活費が貯蓄及び公的健康保険の保障範囲を越える確率とその額をどうみるかになります。
ただ公的健康保険(自営業者であれば国民健康保険、会社員であれば健康保険)の高額療養費制度を利用するとひと月あたりの費用は最大8~9万円程度抑えられます。
会社員であれば傷病手当金などにより入院中に無収入になる可能性もさほど高くありません。
また、医療保険の保障額(入院・手術給付金)は貯蓄で準備できないほど高額ではありません。
基本的には貯蓄が一定程度(保障額の数倍)あれば必要性は低く、自営業や長期入院の可能性を考えるのであれば必要性が高くなります。
なお、病気の中でもがんに対する保険(がん保険・三大疾病保障保険など)の利用をどうするか資金調達力を考えながら検討されたほうが良いかなと思います。
生命保険を選択する際には、ご自身の公的年金の種類・扶養家族・貯蓄の有無等によって変わります。
将来のためにと思っている生命保険でも、選び方を間違えれば非常に大きな買い物となってしまいます。
弊社では、じっくりヒアリングをさせて頂きお客様にあった保険の選択のお手伝いをさせて頂いておりますので、お気軽にご相談ください。