【Q.ご相談事例】
孫に学資保険を入ってあげたい
【A.ご回答】
高額化する教育市場に対し、両親を祖父母が援助する。
少子化で1人の子供に多くのお金 をかけられるようになったことや、若年夫婦の家計費援助、相続対策としてお孫さんへ学資保険、こども保険をプレゼントするケースが多くなっています。
最近の例として多いのが、祖父母がお孫さんのために 加入するケースです。
子供夫婦は、住宅ローンや塾・習い事の費用で生活に余裕がなく、なかなか教育資金の積み立てまで手が回りません。
そこで、祖父母が孫のために 学資保険 に加入するというケースが増えているのです。
税制面から見てもメリットがあります。祖父母が孫のために保険料を支払っても、年間110万円までは非課税で贈与できるので、相続税の心配がある人などが上手に利用しているようです。
【贈与税の制度を上手く活用したプラン例】
ご存知の通り、1年間に110万円までなら贈与税の基礎控除枠に収まりますので、全く税金 がかかりません。
この基礎控除枠を使って祖父母が、子や孫に現金贈与しそのお金を 学資保険 の積み立てに活用するというわけです。
●ポイント
年間110万円までなら贈与税はかかりませんが、無税でも申告しておくことをお勧めします。
契約形態は 契約者・被保険者・=父親(母親)、死亡保険金受取人=子供としておくのが良いでしょう。