地元東近江市の一大行事である、日本最大級の凧を揚げる「八日市大凧まつり」が昨日、東近江市の愛知川河川敷で開かれました。
約2万5千人の観衆の中、大凧が大空に舞い上がりました。

この大凧は3年ぶりに新調され、朱色で「健」と書かれており、大きさは縦13メートル、横12メートルの100畳サイズで、重さは約700キロもあるそうです。
今年は、東北地方太平洋沖地震の関係で、岩手県内の被災者が復興への思いをこめて書いた「願い札」を、被災地で支援活動をした市職員が預かり、大凧の裏側に張り付けていたそうです。
太鼓の音とともに約140人が綱を引きながら駆け出すと、大凧は高さ約100メートルまで上昇。
悠然と空を舞うと、見守っていた観衆から大きな拍手がわき起こりました。
通常なら毎年5月の最終日曜日なのですが、今年は台風の影響で1週間延期になり昨日の開催となりました。
300年以上も昔の江戸時代中ごろからされているということで、伝統あるお祭りです。凧があげられる時間は「午前11時30分から午後2時30分の間で風の条件が良好な時」ということで、皆様興味があればぜひ来年足を運んでみては!