ご家庭の食事でも発生する危険性がある食中毒。今回は厚生労働省から発信されている、「家庭でできる食中毒予防のポイント」の中から、うっかりしてしまいそうなポイントを抜粋してお届けします。
詳しい内容は、下記厚生労働省ホームページをご覧ください。
「食品安全情報:家庭でできる食中毒予防のポイント」  

●食中毒予防の三原則 食中毒予防の三原則は、食中毒菌を「付けない、増やさない、除く」です。
●上記三原則を踏まえた「家庭でできる!食中毒予防6つのポイント」

ポイント1 : 食品の購入
・消費期限の表示がある食品は、期限を確認して購入する。
・温度管理が必要な生鮮食品などは、買い物の最後にする。
・肉や魚は水分が漏れないようにビニール袋などに分け入れる。
・買い物が済んだら、立ち寄りせずにまっすぐ家に持ち帰る。

ポイント2 : 家庭での保存
・冷蔵・冷凍が必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫・冷凍庫に入れる。
・冷蔵庫は10度C以下、冷凍庫は-15度C以下に維持する。
・冷蔵庫の中は詰めすぎない。

ポイント3 : 下準備
・肉・魚・卵を触る前後には、必ず流水で手を洗う。
・生の肉や魚を切った包丁やまな板は、洗って熱湯をかけてから次の食品を調理する。
・凍結している食品は、使う分だけ冷蔵庫の中や電子レンジで解凍する。
※室温で解凍したり、冷凍と解凍を繰り返すと、食中毒菌が増える原因に!

ポイント4 : 調理
・加熱が必要な食品は、中心部の温度が75度Cで1分以上を目安に加熱する。
・調理を途中で中断する時は、食品を冷蔵庫に入れる。
・電子レンジを使う時は、電子レンジ用の容器、ふたを使用する。熱の伝わりにくいものは、時々かき混ぜる。

ポイント5 : 食事
・調理前後の食品は、室温に長く放置しない。
※大腸菌O157は、室温に15~20分放置すると2倍に増えてしまう。

ポイント6 : 残った食品
・温かい食品は、早く冷えるように浅い容器に小分けして、冷えたら冷蔵庫で保存する。
・時間が経ち過ぎたら、思い切って捨てる。

【ご注意】 この情報は2011.5.25時点の情報です。